マスターカットフィルムの特徴と長所2018-12-31T17:59:41+00:00

マスターカットフィルムの特徴と長所

3Mスコッチカル マスターカットフィルムの特徴をまとめてあります。
この内容はメーカー発表のスペックに加え、弊社が独自に調査、実地試験、施工を行った結果をまとめたものです。

カッティング時の長所

小さな文字(10ミリ以下)も楽に加工でき、ウィード(カス取り)作業もしやすい。

カッティング文字でのメニュー板案内板、細かい文字が多いとウィードに時間もかかってしまいます、しかし、マスターカットフィルムの特長のひとつ、ウィード作業のしやすさは他のフィルムの比較になりません、すいすい不要部分を除去できて作業効率を大幅にアップ!

薄くて強粘着

メニュー板案内板車両貼りなどの場合、貼付け面積の小さな文字はいろいろな状況下で剥がれることが多い・・・。
マスターカットフィルムは厚さわずか0.08ミリの極薄フィルム、さらに強粘着仕様なので低温の環境でも接着力が高く冬場の施工にも適しています。
また薄くてフィルム端面のひっかかりが小さく剥がれにくいので洗車機による洗車にも充分に耐えます。

曲面追従性が高い

車両などに貼付ける場合、曲面の場所に貼付ける事が多いのですが、曲面への施工はフィルムへ無理がかかって剥がれやフィルムの浮きにつながりやすい・・・
マスターカットフィルムは薄く曲面に追従する性能が高いので平面以外の場所にも安心して貼る事ができます ( 極度の曲面、三次曲面への施工についてはご相談下さい )。

高い耐候性・寸法安定性

屋外で5年の耐候、施工後のフィルムの縮みもきわめて小さい ( 実験値で最大0.2ミリ以下 ) ので 施工後のクレームを防止できます。

溶剤インクジェット出力時の長所

マスターカットフィルムの白 ( 8825-10 ) は溶剤インクジェットマシン用の印刷メディアにも使用できます。その場合の特徴は以下のようになっています。

にじみが少なく、発色がいい

溶剤インクジェットマシンで印字した時、ある種のフィルムはインクの乗りが悪く、にじんでしまうこともあるのですが、マスターカットフィルムはインクがしっかり定着し、フィルムの白色度も高いので発色が非常に良いです。

耐候性 ( 2~3年目安 ) に対して安価

屋外で2~3年の耐候性を持ち ( 要ラミネート )、5年以上耐候のメディアに比べ安価なので使用用途ごとに使い分けができ、オーバースペックによる高コスト化を防ぐことができます。

SPZ-1600Mでの印刷設定

マスターカットフィルムに印刷する場合、Palの設定画面でこの設定を入力して下さい。
・マテリアル: RG5321 プロモーショナル
・ヒーター温度: プレ49度 プリント45度 ( 外気温などの環境によってこの数値は前後します )

にじみが少なく、発色がいい

溶剤インクジェットマシンで印字した時、ある種のフィルムはインクの乗りが悪く、にじんでしまうこともあるのですが、マスターカットフィルムはインクがしっかり定着し、フィルムの白色度も高いので発色が非常に良いです。

耐候性 ( 2~3年目安 ) に対して安価

屋外で2~3年の耐候性を持ち ( 要ラミネート )、5年以上耐候のメディアに比べ安価なので使用用途ごとに使い分けができ、オーバースペックによる高コスト化を防ぐことができます。

マスターカットフィルムの使用で注意する点

  • かす取りしやすいが2-3日放置しておくとかす取りしにくくなる。マシンカット後はすぐにかす取りすることをお勧めします。
  • フィルムが薄い分、下地の色をひろってしまう。薄くて下地の透けやすい素材を使用しているので、色の付いた基材に貼付けるとその下地の色が透 けて見えてしまう事があります。白い基材のみへの貼付けをお勧めします。
  • 一回貼ったものを剥がして再貼付けは不可能 ( 剥がす段階で伸びる )
    いったん貼付けたフィルムを剥がし、再び貼ろうとしても、薄く伸びやすい素材なので、剥がした段階でフィルムが伸びてしまい、再使用ができません。貼り付け時は慎重な位置決めが必要です。
  • 溶剤インクジェットの出力用のマスターカットフィルムにとって表面の汚れや傷は大敵です。カッティング用とインクジェット出力用のフィルムは別々に扱う事をお勧めします。
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